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サイトマップの作成方法

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WordPressでサイトを運営している方なら、「サイトマップ」という言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。でも、「なんだか難しそう…」と思って後回しにしていませんか？

実は、WordPressでのサイトマップ作成は、適切なプラグインを使えばたった10分で完了します。この記事では、初心者でも迷わずにサイトマップを作成できるよう、2つの方法を詳しく解説します。

サイトマップとは？なぜ必要なの？

サイトマップとは、あなたのウェブサイトの「地図」のようなものです。GoogleやYahooなどの検索エンジンに「このサイトにはこんなページがありますよ」と教えてくれるXMLファイルです。

サイトマップのメリット：

  • 新しい記事が検索結果に早く表示される
  • サイト全体のページが検索されやすくなる
  • SEO効果で検索順位が上がりやすくなる
  • 検索エンジンがサイト構造を理解しやすくなる

特にWordPressでは、標準機能だけでは限界があるため、プラグインを使ったサイトマップ作成が効果的です。

2つのプラグインから選ぼう

方法1：XML Sitemaps（シンプル重視）

こんな方におすすめ：

  • サイトマップだけ作りたい
  • 設定は最小限にしたい
  • 軽量なプラグインを使いたい

特徴：

  • 無料で使える
  • 設定が簡単（ほぼ自動）
  • サイトマップ機能に特化
  • 動作が軽い

方法2：Yoast SEO（総合SEO対策）

こんな方におすすめ：

  • SEO対策を本格的にやりたい
  • メタディスクリプションも設定したい
  • 一つのプラグインで幅広く対応したい

特徴：

  • 無料版と有料版がある
  • サイトマップ + SEO対策が一度に可能
  • 高機能だが設定項目が多い
  • 世界中で使われている信頼性

方法1：XML Sitemapsでサイトマップ作成

まずは、シンプルで使いやすいXML Sitemapsから解説します。

ステップ1：プラグインのインストール

  1. WordPressの管理画面にログインします
  2. 左側メニューから「プラグイン」→「新規追加」をクリック
  3. 検索欄に「XML Sitemaps」と入力
  4. 投稿者が「Auctollo」のプラグインを選択
  5. 「今すぐインストール」をクリック
  6. インストール完了後、「有効化」をクリック

ステップ2：基本設定

  1. 左側メニューから「設定」→「XML-Sitemap」をクリック
  2. 基本的にはデフォルト設定のままでOKです
  3. 画面上部にサイトマップのURLが表示されていることを確認

ステップ3：設定の確認

以下の項目にチェックが入っていることを確認してください：

通知設定：

  • ✅ Googleに通知
  • ✅ Bingに通知

含めるコンテンツ：

  • ✅ 投稿
  • ✅ 固定ページ
  • ✅ カテゴリー

除外設定（推奨）：

  • プライバシーポリシーページ
  • お問い合わせ完了ページ
  • テスト用ページ

ステップ4：動作確認

  1. 設定画面に表示されているサイトマップURLをクリック
  2. XMLファイルが正しく表示されることを確認
  3. エラーメッセージが出ていないかチェック

方法2：Yoast SEOでサイトマップ作成

続いて、総合SEOプラグインのYoast SEOを使った方法を解説します。

ステップ1：プラグインのインストール

  1. 「プラグイン」→「新規追加」をクリック
  2. 検索欄に「Yoast SEO」と入力
  3. 「今すぐインストール」をクリック
  4. 「有効化」をクリック

ステップ2：初期設定ウィザード

Yoast SEOを有効化すると、初期設定ウィザードが表示されます：

  1. サイトの種類を選択
    • 個人ブログ、企業サイトなど適切なものを選択
  2. 組織情報の入力
    • サイト名や説明文を入力
  3. ソーシャルメディアの設定
    • TwitterやFacebookのアカウントがあれば入力
  4. 設定完了
    • 「完了」をクリック

ステップ3：サイトマップ設定

  1. 左側メニューから「SEO」→「一般」をクリック
  2. 「機能」タブを選択
  3. 「XMLサイトマップ」が有効になっていることを確認
  4. 無効になっている場合は、トグルスイッチをオンにする

ステップ4：サイトマップの詳細設定

  1. 「SEO」→「検索での見え方」をクリック
  2. 各タブで以下を設定：

投稿タブ：

  • ✅ 検索結果に表示する
  • ✅ サイトマップに含める

固定ページタブ：

  • ✅ 検索結果に表示する
  • ✅ サイトマップに含める（重要なページのみ）

カテゴリータブ：

  • ✅ 検索結果に表示する
  • ✅ サイトマップに含める

ステップ5：サイトマップURLの確認

  1. 「SEO」→「一般」→「機能」タブ
  2. XMLサイトマップの横にある「?」マークをクリック
  3. サイトマップURLが表示されるので、クリックして確認

Google Search Consoleとの連携

どちらの方法でも、作成したサイトマップをGoogleに登録しましょう。

ステップ1：Google Search Consoleの設定

  1. Google Search Consoleにアクセス
  2. Googleアカウントでログイン
  3. 「プロパティを追加」であなたのサイトを登録
  4. 所有権の確認を完了

ステップ2：サイトマップの送信

  1. Google Search Consoleの左メニューから「サイトマップ」をクリック
  2. 「新しいサイトマップの追加」に以下を入力：
    • XML Sitemapsの場合： sitemap.xml
    • Yoast SEOの場合： sitemap_index.xml
  3. 「送信」をクリック
  4. ステータスが「成功」になることを確認

どちらのプラグインを選ぶべき？

XML Sitemapsがおすすめの方

  • WordPressを始めたばかりの初心者
  • サイトマップ機能だけがほしい
  • 軽量なプラグインを使いたい
  • 設定は最小限にしたい

Yoast SEOがおすすめの方

  • SEO対策を本格的にやりたい
  • メタディスクリプションも管理したい
  • 一つのプラグインで幅広く対応したい
  • 多少の設定の複雑さは気にしない

よくある質問と解決方法

Q：サイトマップが表示されません

A： 以下を順番に試してください：

  1. パーマリンク設定を再保存
    • 「設定」→「パーマリンク設定」→「変更を保存」
  2. プラグインの再有効化
    • 一度無効化してから再度有効化
  3. キャッシュのクリア
    • キャッシュプラグインを使用している場合
  4. プラグインの競合確認
    • 他のSEOプラグインとの競合がないかチェック

Q：XML SitemapsとYoast SEOの両方を使っても大丈夫？

A： 推奨しません。機能が重複してしまい、正常に動作しない可能性があります。どちらか一つを選んで使用してください。

Q：どのくらいで効果が現れますか？

A： 効果の現れ方は段階的です：

  • 1-2週間後： 新しいページが検索結果に表示されるようになる
  • 1-3ヶ月後： 検索順位への影響が現れ始める
  • 3ヶ月以上： 継続的なSEO効果を実感

Q：サイトマップの更新は必要ですか？

A： どちらのプラグインも自動で更新されるため、手動での更新は不要です。月に1回程度、Google Search Consoleでエラーがないかチェックすれば十分です。

Q：無料版と有料版の違いは？

A：

XML Sitemaps： 完全無料

Yoast SEO：

  • 無料版： サイトマップ機能、基本的なSEO設定
  • 有料版： 内部リンク提案、複数のキーワード対策、リダイレクト管理など

初心者の方は無料版で十分です。

まとめ

WordPressでのサイトマップ作成は、適切なプラグインを使用することで簡単に実現できます。

選択の目安：

  • シンプルさ重視 → XML Sitemaps
  • 総合SEO対策 → Yoast SEO

設定後のポイント：

  1. Google Search Consoleとの連携 – 効果測定と問題の早期発見に重要
  2. 定期的な確認 – 月1回程度のチェックで十分
  3. 継続的な運用 – 一度設定すれば自動で更新される

サイトマップは、あなたのWordPressサイトの成長を支える重要な基盤です。今回紹介した方法のうち、あなたに合ったものを選んで実践してみてください。

「難しそう」と感じていた方も、実際にやってみると意外と簡単だったのではないでしょうか。適切に設定されたサイトマップは、検索エンジンからの評価向上に大きく貢献します。

あなたのサイトがより多くの人に発見され、愛されるサイトになることを願っています！

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