【開業医必見】クリニックにおすすめするAIサービス５選

医療DXが推進されようとしている中で、クリニックにおいてもAIサービスの導入による集患・診療・事務の効率化が注目されています。しかし、AIの導入に興味はあるものの、以下のようなお悩みを抱えていらっしゃる先生方も多いのではないでしょうか？そこで、本記事はこれらの疑問を解決します。

・クリニックにおけるAIの具体的な活用方法が分からない
・クリニックにおいてどのAIサービスを選べばいいのか分からない

クリニック向けAIサービスの種類とできること3選

クリニックでのAI活用はまだ先の話だと感じている先生もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際には、AIを活用したサービスがすでに一部の開業医によって導入され始めています。本記事では、クリニックでAIがどのように活用できるのかを具体的にご紹介します。

集患を支援するAI

クリニック経営において、新規患者の獲得は重要な課題です。スマホでクリニックを探す現代において、ホームページによる情報発信は欠かせません。しかし、ただホームページを作成するだけでは不十分です。数ある医療機関の中から、患者さんに選んでもらうためには、検索エンジンで上位表示される必要があります。

SEO対策に特化したAIは、AIを使って検索されやすいキーワードをホームページにちりばめたり、ユーザーにとって読みやすい文章を作成したりすることで、検索結果の上位表示を目指します。後ほど説明するMedrock SEOは、そのような集患を支援するAIのひとつです。Medrock SEOは、医師とエンジニアが共同開発した医療記事作成に特化したAIサービスであり、コストを大幅に削減しながら高品質な医療記事を作成できるため、集患に役立てることが可能です。

業務効率化を実現するAI

クリニックの医師やスタッフは、日々膨大な量の業務に追われています。患者さんの診察、カルテの作成、予約管理、会計処理など、多岐にわたる業務を効率的に行うためには、AIの活用が不可欠です。

例えば、medimoは、医師と患者さんの会話を音声認識し、自動でカルテに記録するAIサービスです。10分の診察をわずか10秒で要約できるため、カルテ作成にかかる時間を大幅に短縮できます。医師は、カルテ作成に費やす時間を削減することで、より多くの患者さんを診察することが可能になります。

また、Medrock BOTは、AIチャットボットを使って患者さんからの問い合わせに24時間365日対応します。よくある質問への回答を自動化することで、電話対応の負担を軽減し、スタッフの時間を他の業務に充てることができます。

さらに、AI自動返信 by Medrockは、患者さんからの口コミに自動で返信する無料ツールです。口コミへの対応は、クリニックの評判管理において重要ですが、時間と手間がかかります。このツールを使えば、ガイドラインに沿った適切な返信を自動生成できるため、安心して口コミ対応を任せられます。

診察の質に貢献するAI

AIは、診察の質の向上にも貢献します。ユビーAI問診は、患者さんがタブレット端末を使って事前問診を行うAIサービスです。AIが患者さんの症状や既往歴などを詳しく聞き取るため、医師は診察時間をより効率的に使うことができます。例えば、事前に詳細な情報を得ることで、診察時に患者さんに直接確認する事項を減らし、より深い問診や診察に時間を割くことができます。

クリニック向けAIサービスの選び方5つのポイント

AIは医療従事者にとって心強い味方となる可能性を秘めています。しかし、AIサービスも多種多様であり、どのサービスが自院にとって最適なのかを見極める必要があります。そこで、クリニック向けAIサービスを選ぶ際に注目すべき5つのポイントを解説します。

クリニックの課題を明確にする

AIを導入する前に、まず「クリニックのどのような課題を解決したいのか」を明確にすることが重要です。新規患者を増やしたい、待ち時間が長い、事務作業の負担を減らしたいなど、具体的な課題をリストアップしてみましょう。

AIは万能ではありません。それぞれのAIサービスによって得意な分野が異なります。クリニックの課題に合ったAIを選ぶことが重要です。受付業務の効率化を図りたいのであれば、AIチャットボットやAI問診システムの導入を検討すると良いでしょう。

費用対効果を検討する

AIサービスを導入するには、初期費用や月額利用料などのコストがかかります。導入費用に見合う効果が得られるかをしっかりと検討しましょう。AIを導入することで、人件費の削減や患者の増加などが見込める場合もあります。

例えば、医療記事作成AI「Medrock SEO」を導入すれば、これまで外部に委託していた記事作成費用を削減できる可能性があります。高品質な記事作成にかかる人的コストを削減できるため、費用対効果が高いと言えるでしょう。

重要なのは、長期的な視点で費用対効果をシミュレーションすることです。初期投資だけでなく、運用コストやメンテナンス費用なども考慮に入れ、総合的に判断する必要があります。

セキュリティ対策の確認

患者さんの個人情報を扱うクリニックにとって、セキュリティ対策は非常に重要です。AIサービスを選ぶ際には、個人情報保護の体制が整っているか、セキュリティ対策は万全かを確認しましょう。プライバシーマークやISO27001などの情報セキュリティに関する国際規格を取得しているかを確認することで、セキュリティ対策への意識の高さを判断できます。

最近では、医療機関を狙ったサイバー攻撃も増加しています。患者さんの大切な情報を守るためにも、セキュリティ対策には万全を期す必要があります。

導入後のサポート体制

AIサービスをスムーズに運用するためには、導入後のサポート体制も重要です。操作方法の指導やトラブル発生時の対応など、充実したサポートを提供してくれるサービス提供者を選びましょう。導入後のサポート体制が充実していることで、安心してAIサービスを利用できます。

例えば、「Medrock BOT」は、クリニックごとに個別対応してくれるため、初めてAIを導入するクリニックでも安心して利用できます。

他のクリニックの導入事例を参考にする

他のクリニックがどのようにAIを導入し、どのような効果を得ているのか、導入事例を参考にしましょう。成功事例だけでなく、失敗事例も参考にすることで、導入前にリスクを把握し、対策を立てることができます。

例えば、「medimo」を導入したことで、患者さんへの説明の仕方を意識する余裕が生まれたクリニックの事例があります。他のクリニックの成功事例を参考にすることで、自院に最適なAIサービスを選択しやすくなります。

クリニックに導入すべきAIサービス５選

クリニック向けに厳選したおすすめのAIサービスは以下の５つです。

・Medrock SEO（株式会社Medrock）
・Medrock BOT（株式会社Medrock）
・AI自動返信 by Medrock（株式会社Medrock）
・medimo（株式会社Pleap）
・ユビーAI問診（Ubie株式会社）

それでは、それぞれのサービスの特徴を見ていきましょう。

Medrock SEO（株式会社Medrock）

Medrock SEOは、医師×エンジニアが開発した、医療記事作成に特化したAIサービスです。これまで1記事あたり3～5万円が相場とされてきた医療記事も、Medrock SEOならコストを大幅に削減しながら、医療ライターにも匹敵する高品質なコンテンツを作成できます。

弊社は実績も豊富で、地方県庁所在都市のクリニック様（保険診療）では、4つのキーワードでSEOランキング1位を獲得しています。Medrock SEOは、ホームページの検索順位を上位に持ってくることでクリニックの集客・集患に貢献しています。

Medrock BOT（株式会社Medrock）

Medrock BOTは、クリニック向けに開発されたAIチャットBOTです。以下のような特徴があります。

・各クリニックに個別化
・24時間365日対応
・多言語対応

本サービスは、電話対応の負担を大幅に減少させることで、クリニックの業務をサポートします。また、データ分析機能を活用すれば、診療サービスの改善や新規患者の獲得にもつながります。

例えば、「疑問点があればホームページのAIへ」という運用で電話対応を減らした成功事例もあります。

AI自動返信 by Medrock（株式会社Medrock）

AI自動返信 by Medrockは、クリニック向けに開発された、口コミ返信を自動で作成する無料のChrome拡張機能です。しかし、以下のように懸念される先生方もいらっしゃるかもしれません。

・口コミ返信は過剰なアピールに見えないか？
・返信が逆効果で炎上につながるのでは？

しかし、口コミを放置してしまうと新規の患者が来院をためらう原因になりかねません。また、口コミ対応は患者さんとの信頼関係を築き、クリニックの誠実さを示す信頼構築の一環です。

口コミへの返信は、Googleマップなどの地図アプリでの検索結果において上位表示されるMEO対策の観点においても重要な施策となっています。

本サービスは、医療広告ガイドラインに準拠し、トラブルを防ぐ適切な表現をAIが自動で生成します。

medimo（株式会社Pleap）

medimoは、診療の文字起こしと自動要約によってカルテ作成を支援するAIサービスです。高精度な音声認識とSOAP対応の正確な医療用語に対応しており、カルテ作成の負担を軽減します。例えば、診察の効率化のためにシュライバーを設置するクリニックの場合、medimoの導入により人件費の削減も期待できます。

そして、medimoが選ばれる理由には以下のようなものがあります。

・10分の診察を10秒で要約
・日常会話と医療用語を正確に書き起こし
・先生の好みに合わせた要約
・ワンクリックで要約をカルテに転送

カルテ作成を診察と同時に行うとパソコンの方を向いてしまいやすいですが、medimoを導入したことで患者さんへの説明の仕方を意識する余裕が生まれたという事例もあり、患者さんにもメリットがあります。

ユビーAI問診（Ubie株式会社）

ユビーAI問診は、専用のタブレット端末を用いて事前問診を行うAIサービスです。患者さんが診察前に質問に答えていただくことで主訴に応じた問診を研修医レベルで取得します。

・患者さんの基本情報
・来院目的や症状
・症状の詳細
・これまでの病歴や生活習慣
・AIによる詳細な質問

本サービスを導入することで、言い忘れや伝え漏れが減り、診察の質を向上させる効果が期待できます。また、問診内容は専門用語に変換されることで診療の効率化に繋がります。

最初の6か月は無料で利用でき、自動で更新されることはないため、安心して試すことができます。

クリニックの業務効率化にはAIサービスがおすすめ

AIサービスは、集患支援、業務効率化、診療の質向上、患者とのコミュニケーション円滑化など多岐に渡ります。集患支援ではSEO対策AIによる検索エンジン最適化が効果的です。業務効率化では音声認識AIによるカルテ作成の自動化やAIチャットボットによる問い合わせ対応などが挙げられます。患者コミュニケーションには多言語対応チャットボットなどが有効です。

AIサービスを選ぶ際は、クリニックの課題を明確化し、費用対効果、セキュリティ対策、導入後のサポート体制、他クリニックの導入事例を考慮しましょう。重要なのは、AIをツールとして捉え、クリニックの現状と課題に合ったサービスを選択することです。

本記事では、クリニック向けに厳選したおすすめのAIサービスを５つご紹介しました。このように、AIサービスを活用することで集患・事務・診療を効率化し、スタッフの負担を軽減することができます。

気になったところがあれば、ぜひ問い合わせしてみてください。