【2025年版】医師の開業に強い不動産サービス18選｜クリニック物件・医療モールも網羅！

医師としての独立を目指すうえで、クリニックの開業場所選びは経営の明暗を分ける最重要ステップです。

競合の状況、地域の人口構成、交通アクセスなど、立地選定は緻密な情報収集が必要不可欠です。

重視する項目	割合
駅からのアクセス	82%
人口密度・年齢構成	76%
競合クリニックの数	68%
医療モールの有無	45%
駐車場の有無	38%

「駅チカで人通りの多い場所を重視しました。物件は良くても競合とバッティングして失敗する例を見ていたので、不動産会社のアドバイスが本当に役立ちました」

ある開業医(内視鏡クリニック)の声

とはいえ、物件選びの正解は一つではなく、個々の事情によって最適解は変わります。

以下に、開業を検討する医師とコンサルタントとの典型的なやりとりを紹介します。

本記事では、こうした現場の知見を持つ医師専門の不動産サービス18選を厳選してご紹介します。それぞれの対応エリア、仲介スタイル、医療モールの取り扱い実績などを比較表形式で整理しているので、理想の開業物件を探す際の判断材料にしていただけます。

クリニック開業について専門性の高い不動産会社を選ぶメリット

クリニック専門不動産会社と一般不動産会社の違い

クリニック開業を成功させるには、医療分野に特化した不動産会社の選定が重要です。一般の不動産業者では対応が難しい、医療法規や医療機器設置要件、患者動線の設計など、専門的な視点が求められるためです。

例えば、整形外科医の友人が開業したクリニックでは、レントゲン室の設置場所について、一般的な不動産会社から提案された場所は動線が悪く、業務の妨げになってしまう配置でした。しかし、医療専門の不動産会社に相談したところ、法規制を遵守しつつ、患者さんとスタッフ双方の動線を考慮した最適な配置を提案してくれました。結果として、スムーズな診療フローを実現し、患者さんの待ち時間短縮にも繋がりました。

このように、専門性の高い不動産会社を選ぶことで、開業準備をスムーズに進めるだけでなく開業後の成功にも大きく貢献するのです。

さらに、開業後の支援についても相談に乗ってくれる会社もあります。地域医療の動向や競合クリニックの情報提供、経営コンサルティングなど、長期的な視点でクリニック経営をサポートしてくれるため、開業医にとって心強いパートナーとなるでしょう。

項目	一般の不動産会社	医療専門の不動産会社
医療法・診療報酬制度の理解	× 不十分なことが多い	◎ 深い理解と実績あり
医療機器設置要件への対応	△ 一部のみ対応	◎ 電源・床耐荷重など網羅
患者・スタッフ導線の設計	× 非医療前提の提案	◎ 現場導線に即した設計
医療モール・テナントの提案力	△ 一般商業施設中心	◎ 集患戦略まで提案可能
地域医療・競合分析の支援	× なし	◎ データ提供、コンサル対応
開業後の経営サポート	× 基本なし	○ 会社により相談可

開業サポートの実績とノウハウ

実績とノウハウが豊富な不動産会社を選ぶことで、開業準備を効率的に進めることができます。長年の経験を持つ会社は、様々な診療科のクリニック開業をサポートしてきた実績があり、蓄積されたノウハウを活かして、開業医のニーズに合わせた最適な物件提案や開業支援を提供してくれます。

私が開業した整形外科クリニックでは、当初、郊外の住宅街に開業することを考えていました。しかし、実績豊富な不動産会社に相談したところ、「高齢化が進むこの地域では、整形外科の需要は高いものの、競合クリニックも多い。開業当初は集患に苦労する可能性があります。」とのアドバイスを受けました。さらに、具体的なデータに基づいて、近隣の医療機関の状況や人口動態、交通アクセスなどを分析した結果、最終的に駅に近い商業施設内への開業を決断しました。結果として、開業当初から多くの患者さんに来院していただき、順調なスタートを切ることができました。

整形外科クリニック開業3年目

このように、実績とノウハウ豊富な不動産会社は、開業場所の選定だけでなく、医療機器の選定、内装工事の計画、開業手続きや許認可取得、金融機関との交渉など、煩雑な手続きも代行してくれます。これにより、開業医は診療準備に集中することができます。

さらに、開業後の経営相談にも対応してくれる会社もあります。集患対策やスタッフの採用、医療経営に関するアドバイスなど、開業後の不安や悩みに寄り添ったサポートを受けることで、安定したクリニック経営を実現できるでしょう。

開業後の経営支援

クリニック開業後の経営支援も視野に入れて不動産会社を選ぶことで、長期的な視点でクリニック経営を成功に導くことができます。開業後の経営は、集患、スタッフ管理、財務管理など、様々な課題に直面します。医療専門の不動産会社の中には、開業後の経営相談や経営セミナーの開催、提携コンサルタントの紹介など、継続的な経営支援を提供している会社もあります。

私が開業当初に悩んでいたのは、集患対策でした。医療専門の不動産会社に相談したところ、地域住民のニーズに合わせた診療メニューの開発や、ホームページやSNSを活用した情報発信、地域イベントへの参加など、具体的なアドバイスをもらいました。これらのアドバイスを実践した結果、徐々に患者数が増加し、経営も安定していきました。

郊外の住宅街にて皮膚科を開業(50代男性医師)

このように、開業後の経営支援は、単に物件を紹介するだけでなく、クリニックの長期的な成長をサポートしてくれる重要な要素です。地域住民のニーズに合わせた診療メニューの開発や、効果的な集患対策、スタッフの教育研修、最新の医療機器導入のアドバイスなど、多岐にわたるサポートを受けることができます。

また、診療報酬改定や医療制度改革などの最新情報も提供してくれるため、変化の激しい医療環境にも柔軟に対応できる経営体制を構築できるでしょう。信頼できるパートナーとして、共に歩んでくれる不動産会社を選びましょう。

開業後の経営、売上アップについて気になっている方はこちらの記事をご覧ください。

クリニック開業に適した物件選びのポイント

立地と周辺環境の分析

開業予定の場所を「駅前だから良い」と決めつけてしまっていませんか？

以下の4コマでは、実際の開業経験をもとに「立地選びの落とし穴と調査のポイント」をやさしく解説しています。

このように、物件選びでは「目に見える立地条件」だけでなく、競合の有無・患者層・周辺環境・駐車場などを多面的に調査することが重要です。 特に小児科や皮膚科などのクリニックでは、地域住民の動線や家族層の分布まで視野に入れると、安定した集患につながります。

医療モールとテナント開業の比較検討

医療モールとテナント、どちらで開業すべきか悩んでいませんか？
メリット・デメリットを分かりやすく比較した4コマ漫画で解説します。

	医療モール	テナント
メリット	集患効果、相乗効果が期待できる 共有設備の活用により開業コストを抑えられる	内装、診療スタイルの自由度が高い 独自性を活かしやすい
デメリット	診療科目の制限 競合の存在 運営方針の制約 管理費がかかることも	集患、経営を全て自力で行う必要がある 初期コストも高くなる傾向

選択のポイント：診療科目、経営方針、資金力に応じて、自身に合った開業スタイルを選ぶことが重要

適切な面積とレイアウトの確保

開業時に見落としがちな「面積」や「レイアウト設計」。

患者にもスタッフにも優しいクリニックを作るためのヒントを、漫画でわかりやすく紹介します。

診療科や患者数に応じた面積設計、スムーズな動線、バリアフリー対応は、信頼されるクリニックづくりに不可欠です。
設計段階からの工夫が、日々の診療を大きく左右します。

医療機器の設置と設備要件

医療機器の導入には、スペースや電源、法的要件など細かな確認事項が多数あります。
開業時のトラブルを防ぐためにも、事前に確認しておきたいポイントを以下にまとめました。

医療機器は一度設置すると簡単には移動・変更できません。
仕様や設置環境の条件を見落とさず、診療スタイルに適した設備計画を立てることが成功への第一歩です。

契約条件と費用の確認

開業物件を選ぶ際は、賃貸契約の内容や必要な初期費用を事前にしっかり確認しておくことが重要です。
契約トラブルや予想外の出費を防ぐために、以下の項目は必ずチェックしましょう。

☑️チェック項目	確認内容のポイント
契約期間・更新料	自動更新の有無、解約条件の明記
賃料・共益費	消費税・管理費込みか、変動性はあるか
敷金・礼金・違約金	償却規定、早期解約時の対応
内装・医療設備費	自費か貸主負担か、設置条件の明確化
モール契約(該当時)	診療費の制限、看板・営業時間の制約
総費用の把握	賃料だけでなく、工事・機器・運転資金も含めた資金計画が必要

「物件の条件が良い」だけで契約を急がず、総費用・契約内容・将来的な制約まで見据えた判断を心がけましょう。
不安がある場合は、医療専門の不動産会社や税理士、弁護士などの専門家に相談することをおすすめします。

成功する開業を実現するための不動産戦略

クリニックの開業を成功に導くためには、立地や物件選びを軸とした綿密な不動産戦略が欠かせません。

アクセスの良さだけでなく、競合状況や地域ニーズ、患者層とのマッチングを見極めることが、長期的な経営安定に直結します。

この章では、医師の視点に立ち、事業計画や資金調達とも連動した不動産選定のポイントを具体例とともに解説します。

開業予算の策定と資金調達

クリニック開業には、不動産取得費用のほかにも、医療機器の購入、内装工事、人件費、広告宣伝費、運転資金など、さまざまなコストが発生します。想定外の出費が重なると資金繰りが苦しくなり、開業後の経営にも影響を及ぼしかねません。

そのため、開業前には現実的かつ余裕のある予算計画を立て、自己資金と融資のバランスをしっかり見極めることが大切です。自己資金のみで開業するのが理想ですが、多くの場合は日本政策金融公庫や民間金融機関の融資制度を活用することになります。

例えば、想定費用5,000万円に対し、自己資金が3,000万円しかない場合、残りの2,000万円をどこから、どういった条件で調達するのかを事前に検討する必要があります。各資金調達方法のメリット・デメリットを理解したうえで、自身の事業計画に適した方法を選びましょう。

以下に、主な資金調達方法の比較表をまとめました。

資金調達方法	主なメリット	主なデメリット	活用される具体例
自己資金	返済不要・利息負担なし	調達までに限界があり、開業規模が制限される	預貯金の取り崩し 投資信託の解約など
日本政策金融公庫	低金利・長期返済が可能	審査が厳しく、融資実行まで時間がかかる	「新規開業資金」や「設備資金」の借入
民間金融機関	高額な融資も可能	金利が高めで、担保・保証人が必要な場合もある	地銀や信金の事業性融資

専門家との連携と情報収集

クリニックの開業準備を円滑に進めるには、不動産会社・税理士・弁護士・医療コンサルタントなどの専門家と連携することが不可欠です。物件選定から診療圏調査、契約交渉、開業手続き、資金調達、税務・法務対応まで、各分野のプロのサポートを受けることで、リスクを減らしながらスムーズに開業を目指せます。

たとえば、医療専門の不動産会社では、診療科目や地域のニーズに合わせた物件提案や、許認可取得まで支援してくれるところもあります。税理士は開業届出や融資相談、事業計画の作成サポートを担い、弁護士は医療法やテナント契約のチェックなど、法的なリスク回避に力を発揮します。

さらに、インターネットや書籍だけでなく、無料調査サービス（例：「日本調剤 メディカルセンター.JP」）や開業支援エージェント（例：「&Clinic」）なども積極的に活用しましょう。実際に開業している先輩医師の体験談やセミナー参加も、意思決定に大きなヒントを与えてくれます。

長期的な視点での不動産投資

クリニックの物件取得は、開業準備の一環であると同時に“長期的な不動産投資”でもあることを忘れてはなりません。10年、20年先の経営を見据え、柔軟な事業展開が可能な物件を選ぶことが、安定経営につながります。

例えば、将来的な増床・医療機器の入れ替え・レイアウト変更に対応できるスペースがあるか、地域の人口動態や都市計画の変化に耐えうる立地かといった視点が重要です。賃貸物件であれば、契約期間・更新条件・原状回復義務などを把握しておきましょう。医療モールに入居する場合は、安定的な集患が期待できる一方、長期契約や他テナントとの関係性も慎重に検討する必要があります。

さらに、老朽化リスクや改修の必要性、クリニック移転・売却時の資産価値といった観点も踏まえておくことで、将来の不測の事態にも備えやすくなります。高齢化が進むエリアであれば、地域ニーズに合った診療科の選定によって、長期的な需要の確保も可能です。

医療専門不動産会社18選｜開業を成功に導くパートナーを見つけよう

クリニックの開業をスムーズに進めるには、医療業界に特化した不動産会社との連携が不可欠です。

ここでは、全国対応や地域密着型など、医師の開業を支援する実績豊富な医療専門不動産会社18社を厳選してご紹介します。

物件紹介だけでなく、診療圏調査や契約サポート、開業後の経営支援まで対応している企業もあり、自分に合ったパートナー選びの参考になります。

1.医師の不動産デスク

医師の不動産デスクは、医師に特化した物件探しと開業支援を行う、医療専門の不動産サービスです。

医療業界に精通した専任スタッフが、診療科目や将来の事業展開に応じた最適な医療物件を提案し、開業から移転、分院展開まで一貫してサポートしてくれます。借りる・買うだけでなく、医療モール開発や土地活用などにも対応しており、全国からの相談にも対応可能です。

また、医師のライフプランに沿って、開業準備・投資・税務・資産戦略まで一貫支援。忙しい医師の代わりに安心かつ効率的に不動産対応を代行してくれます。

個別面談形式の無料相談や、エリア・診療科ごとの開業セミナーなども随時開催しており、信頼性と専門性の高いパートナーとして心強い存在です。

2.M3.com

m3.com クリニック開業・継承支援は、医師登録者数32万人以上を誇るエムスリーグループによる、クリニック開業と継承に特化したワンストップ支援サービスです。開業物件の検索から契約、診療圏調査、医療機器導入、セミナー開催、経営コンサルティングまで、開業から開業後まで包括的なサポートを提供しています。

3.メディカルセンター.JP

メディカルセンター.JPは、東証プライム上場・日本調剤グループによる医師向け不動産サービスで、全国の医療モールやクリニック物件の豊富な情報提供と開業支援体制が充実している点が特徴です。診療圏調査や契約手続きのサポートに加え、開業後の薬局・集患フォローまで一貫支援が可能で、理想のクリニックづくりに強力なバックアップを提供します。

4.日経メディカル開業サポート

日経メディカル開業サポートは、日経BPと連携し、日経HRが運営する医師向け開業支援サービスです。診療圏調査をはじめ、豊富な不動産情報（承継物件含む）や資金調達・医療機器購入などの開業準備全般をワンストップで支援しています。開業後の経営改善支援も含め、医師のライフサイクルに応じた長期フォロー体制を提供します。

5. DtoDコンシェルジュ

DtoDコンシェルジュは、総合メディカル株式会社が45年以上にわたり提供する医師向けのトータル開業支援サービスです。新規開業、医院継承、医療モール出店など、多様な開業スタイルに対応しており、物件紹介から診療圏調査、契約交渉、開業後フォローまで一貫支援を提供します。全国11万人以上の医師会員と、4,600件超の開業支援実績を活かしたノウハウが強みです。

6.株式会社日医リース

日医リースは1970年創立、三菱HCキャピタルグループの一員として55年以上医療機関向けに特化したリース・不動産・開業支援を提供する専門会社です。医療機器のリースだけでなく、不動産リース・診療圏調査・開業物件探索・院内工事の立替・人材・法務支援など、開業準備のほぼすべてをワンストップでカバー。全国11拠点の医療経営士が、開業から承継、運営まで一貫してサポートします。

7.エムスリーリアルエステート

エムスリーリアルエステート株式会社（M3R）は、医師の新規開業を支援するために設立された、エムスリーグループの医療専門不動産会社です。全国33万人以上が登録する「m3.com」の医師データベースと、グループの広範なネットワークを活用し、開業に適した物件の提案や医療需要に基づく立地選定、関係事業者の紹介などをワンストップで提供しています。

医療従事者向けの住居・投資用不動産にも対応しており、スマートで実務的な開業を目指す医師にとって、信頼できるパートナーとなる存在です。

8.ウェルシア薬局 (開業物件.com)

ウェルシア薬局が運営する「医院・クリニック開業物件.com」は、薬局チェーンの不動産ネットワークを活かした医療物件紹介サービスです。全国の薬局店舗に併設・隣接する開業物件を掲載し、診療圏調査から集患・資金調達・人事労務分野に至るまで、開業前後を見据えた総合サポートを提供しています。地域密着のネットワークを活用した、きめ細かな提案が可能です。

9.the医院開業

the医院開業は、日本最大級のクリニック開業物件情報を誇る医療専門サイトです。登録会員（医師限定）は無料で、全国の医療モール・テナント・医院継承物件など約1,725件の開業候補物件を掲載。専任コンサルタントによる物件提案や無料セミナー、契約・契約交渉のサポートまで一貫した開業支援を提供します。

10.クリニックステーション (アイセイ薬局グループ)

クリニックステーションは、アイセイ薬局グループが運営する医師向けのクリニック開業・集患サポートサービスです。30年以上の医療モール開発実績を基に、診療圏シミュレーション、物件紹介、開業セミナーやイベントの開催、開業後の集患支援まで、開業前後を一貫して支援します。無料会員登録後は、非公開物件や資金シミュレーターなどのツールも利用可能です

11.メディコム

メディコムは、PHCホールディングス（旧PHC株式会社）の子会社として、クリニック向け電子カルテと連携した開業支援サービスを提供しています。1999年から全国で展開する開業支援実績を活かし、電子カルテ導入と物件検索の両面をサポート。43拠点による診療圏調査や契約手続き、スタッフ教育にも対応し、開業から運営までを包括的に支援します。

12.メディカルリサーチ

メディカルリサーチは、関西を中心にクリニック開業支援を専門とする不動産・コンサルティングサービスです。診療科目・エリア別に物件を網羅し、診療圏調査、資金調達、開業後の集患支援や医療機器選定までを一貫提供します。掲載物件には駅近・住宅街・医療モールなど幅広い選択肢が揃っており、実地調査による精度の高いマッチングが可能です。

13.コムコム.com

コムコム.comは、関東・関西・九州などのエリアで業界トップクラスの医療物件数を誇る開業支援サービスです。物件紹介だけでなく、診療圏調査、事業計画書作成支援、資金調達相談、プロモーション支援（ホームページ・チラシ・MEOなど）までをワンストップで提供しています。開業実績も豊富で、会員限定の非公開物件や開業セミナーも多数開催しています。

14.クリニックエステート

クリニックエステートは、大阪・兵庫・奈良・滋賀・京都を中心に、医療専門の宅建士が対応する関西圏特化型のクリニック開業支援サービスです。駅近・医療モール・住宅街の物件を幅広く扱い、診療圏調査や個別相談、開業動向に関する最新情報を提供。ブログや新規開院情報を通じて、リアルタイムの市場ニーズに即応した提案が可能です。

15.EM&C株式会社

EM&C株式会社は、大阪を拠点に医療系不動産の開発・仲介・保有・コンサルティングを手がける専門企業です。医療施設やクリニックを地域に根づかせるため、土地取得から設計・施工、運営支援まで一貫対応します。独自の診療圏調査とネットワークを活用し、医師と共に収益性・社会貢献性の高い物件を整備します。

16.&Clinic

&Clinicは、医療クリニック専門の不動産エージェントとして、専任の担当者が物件選定から交渉・契約手続きまでを一貫してサポートします。医療モール、テナント、非公開物件など幅広く取り扱い、理想の開業物件をスピーディにご案内する点が大きな特徴です。

17.アットクリニック

アットクリニックは、関東・関西・九州を中心に約2,600件のクリニック物件を扱う業界トップクラスの開業支援サイトです。物件検索や診療圏シミュレーションに加え、新規・継承開業、居抜き物件対応、賃貸・売買物件の紹介をオンラインで一貫提供。さらに、開業支援実績やドクター向けコラム、無料レイアウト・内装サービスなどによって、開業準備を多方面からサポートします。

18.日本メディカルシステム不動産

日本メディカルシステム不動産（Dr.Medic Real Estate）は、医療法人・クリニック専門の開業・承継サポートを提供する不動産仲介会社です。全国規模で土地・テナント・医療モール物件の紹介を行い、診療圏調査や資金計画、契約交渉、開業後の施設運営サポートまで一貫して支援します。医療機関の視点に立った丁寧なコンサルティングが強みです。

まとめ｜信頼できる不動産会社とともに、理想のクリニック開業を

クリニック開業を成功させるためには、医療に精通した不動産会社との連携が極めて重要です。この記事では、実績豊富な医療専門不動産サービスを厳選してご紹介しました。

物件選びの際には、立地や周辺環境、面積・動線設計、医療機器の設置条件、契約内容や費用面など、複数の観点から比較検討することが求められます。また、医療モールかテナント開業かといったスタイルの選定も、将来の集患や運営方針に大きく影響します。

さらに、診療圏調査に基づいた事業計画の立案や資金調達、許認可取得、開業後の経営支援なども含めて、不動産選定は開業全体の戦略と密接に結びついています。専門家の知見を積極的に取り入れ、長期的な視点で最適な開業プランを描いていきましょう。

この記事が、先生方の理想のクリニックづくりの一助となれば幸いです。