医師監修とは、医師が記事・広告・商品ページの内容を医学的に確認し、誤りや誤解を招く説明がないかを確認することです。Medrockでは、実名・経歴つきの記事監修を1本15,000円〜、顔写真つきを20,000円〜で依頼できます。医療・健康・美容の分野では、情報の正確性が読者の判断に直接影響するため、監修の重要性が高まっています。
ただし、医師監修を入れても、検索順位や法令適合が保証されるわけではありません。記事の内容と医師の専門分野を合わせ、監修者情報と関与範囲を明示しましょう。薬機法・景表法・医療広告ガイドラインに関わる表現は、医師監修とは別に確認が必要です。
本記事では、医師監修の意味と目的、取り入れる理由、注意点、依頼方法を解説します。医療・健康・美容領域のコンテンツに医師監修を取り入れたい企業の、依頼前の判断材料として使ってください。

医師監修とは?

まず、医師監修の意味と目的を整理します。あわせて、混同されやすい「医師編集」「医師執筆」「医師推薦」との違いも確認しておきます。
定義と目的
医師監修とは、医師が専門家の立場から記事・広告・商品ページなどの内容を確認し、医学的な誤りや誤解を招く表現がないかをチェックすることです。
医療・健康・美容の分野では、誤った情報が読者の判断や健康に影響する可能性があります。そのため医師監修では、次の点を確認します。
- 記載内容が医学的に正しいか
- 最新の情報・ガイドラインに基づいているか
- リスクや副作用にも触れているか
- 効果を過剰に示す表現がないか
医師監修の目的は、コンテンツの正確性と信頼性を高めることです。監修した医師の氏名・経歴・専門分野を明記することで、読者は「誰が、どのような専門性をもって内容を確認したのか」を判断できます。
医師監修の依頼先を具体的に比較したい方は、医師監修サービス比較13選を参考にしてください。
医師編集・医師執筆・医師推薦との違い
医師監修と似た言葉に、「医師編集」「医師執筆」「医師推薦」があります。いずれも医師が関わる点は共通していますが、関与する範囲と意味が異なります。
| 表現 | 意味 | 医師の関わり方 |
|---|---|---|
| 医師監修 | 完成した記事や広告の内容を医師が確認する | 医学的な誤りや不適切な表現がないかをチェックする |
| 医師編集 | 企画や構成の段階から医師が関わり、内容を整える | テーマ設計、構成、表現、図表にも関与する |
| 医師執筆 | 医師本人が記事やコメントを執筆する | 医師が書き手として文章を作成する |
| 医師推薦 | 商品やサービスを医師がすすめているように見せる表現 | 広告表現によっては薬機法・景表法上の注意が必要 |
医師監修は、基本的には完成した原稿を医師が確認する工程です。医師編集は企画段階から関わるため、より深く制作に関与します。医師執筆は医師本人が書く形で、監修より関与度が高い方法です。
「医師推薦」は広告表現として扱われる場合があり、注意が必要です。商品の効能効果を医師が保証しているように見える表現は、健康食品・化粧品・医療機器・自由診療では薬機法や医療広告ガイドラインに抵触するおそれがあります。
医師監修を取り入れるべき3つの理由

- 記事の信頼性を高められる
- 執筆者・監修者の透明性を高められる
- 誤った情報発信のリスクを減らせる
①記事の信頼性を高められる
医療や健康に関する情報は、人の生命に関わることもあるため、高い正確性が求められます。専門分野の合う医師が内容を確認することで、医学的な誤りの発見や修正に役立てられます。
医師監修記事では、監修した医師の氏名・経歴・専門分野を明記するケースが多く、「誰が、どのような専門知識を持って」その情報に責任を負っているのかが明確になります。
Medrockには、大学病院の教授や総合病院の院長など、高い専門性を持つ医師が在籍しています。
②読者が執筆者・監修者を確認しやすくなる
Googleは、利用者にとって有益で信頼できる情報を上位に表示する仕組みになっています。お金や健康など生活に大きな影響を与える分野は「YMYL(Your Money or Your Life)」と呼ばれ、情報の質が厳しく評価されます。
Googleの品質評価は「E-E-A-T」という基準に基づいています。
| E-E-A-Tの要素 | 内容 |
|---|---|
| Experience(経験) | そのトピックに関する実体験があるか |
| Expertise(専門性) | その分野の専門知識を持っているか |
| Authoritativeness(権威性) | その分野で広く認められているか |
| Trustworthiness(信頼性) | 情報が正確で信頼できるか |
医師の実名・経歴・専門分野と、どの範囲を確認したかを明示すると、読者が情報の確認者を判断しやすくなります。これはコンテンツの透明性を高める取り組みですが、医師監修だけでGoogleの評価や検索順位が上がるとは限りません。
医師監修記事がSEO成果につながった事例は、医師監修記事でSEO1位を獲得した企業の成功ポイントで解説しています。YMYL領域のSEO対策全体はYMYLのSEO対策を参照してください。
③誤った情報発信を防げる
医師監修は、専門家の客観的な視点を通すことで、意図せず誤った情報を発信するリスクを抑えます。
- 医学的な内容に根本的な間違いがないか
- 最新の治療ガイドラインや研究結果に基づいているか
- 効果を過剰に謳ったり誤解を招いたりする表現はないか
- 治療のメリットだけでなくリスクや副作用も記載されているか
- 医学的な観点から誤解を招く説明が含まれていないか
これらの確認は、読者の健康を守るだけでなく、情報発信者自身の信頼を守ることにもつながります。
医師監修の費用はいくらかかるか
記事1本の監修は15,000円〜35,000円が公開価格の目安です。商品や広告の監修は100,000円〜、継続契約は月額100,000円〜が相場です。
| 依頼内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| 記事・コラムの監修 | 15,000円〜35,000円/本 |
| 実名・経歴つきの記事監修 | 15,000円〜/本(Medrock) |
| 顔写真つきの記事監修 | 20,000円〜/本(Medrock) |
| プレスリリースの監修 | 100,000円前後/本 |
| 商品監修 | 要見積もり(Medrockでは顔写真つき100,000円〜が目安) |
| LP・広告の表現レビュー | 100,000円〜 |
| 医師出演・タイアップ | 150,000円〜/案件 |
※各社の公開価格をもとにした目安です(2026年9月時点)。実際の金額は見積もりで確認してください。
費用が変わる3つの要因
1. 監修の範囲
「医学的な誤りの確認」だけか、「薬機法・景表法の表現チェック」まで含めるかで金額が変わります。法令チェックを含めると100,000円〜の枠に入ることが多くなります。
2. 監修者情報の掲載
記事に医師の実名・経歴を掲載する場合と、顔写真まで掲載する場合では料金が分かれることがあります。Medrockでは実名・経歴つきが15,000円〜、顔写真つきが20,000円〜です。医師出演・タイアップは用途が異なり、150,000円〜です。監修者情報の明示は透明性を高めますが、検索順位の上昇を保証するものではありません。
3. 本数と契約形態
1本ずつ依頼するより、月額や年間の継続契約の方が1本あたりは下がる傾向があります。月に3本以上を継続するなら、単価制と月額制の見積もりを両方取って比べてください。
依頼内容別の相場と、見積もりで確認すべき7項目は医師監修の費用相場は?依頼内容別の料金目安と見積もりで確認すべき7項目で解説しています。
診療科別に医師監修を依頼できるか
依頼できます。記事のテーマと医師の専門分野が合っていることは、医学的な確認の質と読者への説明責任の両面で重要です。テーマと専門分野が合わない場合は、監修者情報を載せても十分な裏づけにはなりません。
監修サービスに依頼する場合、次の診療科・職種は依頼が多く、対応先を見つけやすい分野です。
- 皮膚科(スキンケア・化粧品・美容医療の記事)
- 泌尿器科(男性の健康・ED・頻尿の記事)
- 小児科(子どもの健康・育児・ベビー用品の記事)
- 美容外科(施術・ダウンタイム・費用の記事)
- 管理栄養士(食品・サプリメント・食事法の記事。医師監修ではなく専門家監修の扱い)
これ以外の診療科も、監修サービスであれば相談できます。個人の医師に直接依頼する場合は、その医師の専門外のテーマを頼まないよう注意してください。
Medrockの医師監修サービスでは、皮膚科・泌尿器科・小児科・美容外科・管理栄養士の分野で依頼が多く、そのほかの診療科も医師監修サービスのページからご相談いただけます。
医師監修を依頼するときに確認すべき6つの注意点

- 費用がかかる
- 専門医を探す必要がある
- 顔写真やプロフィールを載せられるか確認する
- 自身でも内容が正しいか確認する
①名義だけの「監修」になっていないか
医師が実際に内容を確認せず、名前だけを貸す形は「名義貸し」と呼ばれます。読者を誤解させるおそれがあり、ステマ規制(景品表示法)との関係でも問題になり得ます。依頼時は「誰が、どの範囲を、いつ確認したか」を記録に残せる依頼先を選んでください。
②監修の範囲がどこまでか
「医学的な正しさ」の確認だけなのか、「薬機法・医療広告ガイドライン上の表現」まで見るのかで、監修の意味が変わります。広告や商品ページの監修では、法令チェックを含むかを見積もりの段階で確かめてください。含まない場合は、広告審査代行を別に検討する必要があります。
③修正のやり取りは何回までか
監修で指摘が入ると、原稿を直して再確認を頼むことになります。再確認が料金に含まれる回数(1回か、2回か、無制限か)を先に確認しておくと、追加費用のトラブルを避けられます。
④専門医を探す必要がある
医師監修では、記事テーマと医師の専門分野を一致させることが重要です。アトピー性皮膚炎の記事を心臓の専門医に監修してもらっても、情報の深さや正確性は担保されません。
読者もGoogleも、監修医師のプロフィールを見て記事の信頼性を判断します。時間や手間がかかっても、記事の内容に適した専門医を探すことが必要です。
| チェックポイント | チェック内容 |
|---|---|
| 記事のテーマと診療科の一致 | 記事の内容と医師が専門とする診療科が合っているか |
| 専門医資格の有無 | 「日本〇〇学会専門医」のような専門医資格を持っているか |
| 医師の経歴や実績 | 過去にどのような論文を発表してきたか、どんな疾患の治療経験が豊富か |
Medrockには全診療科の医師が在籍しています。専門医を探すことにお困りの方は、お気軽にご相談ください。
⑤顔写真やプロフィールを載せられるか確認する
監修した医師の情報を開示することで、記事の信頼性が高まります。どのような人物が内容に責任を持っているのかを読者に伝えることで、権威性と安心感が生まれます。
- 医師の顔写真や氏名
- 所属する医療機関や役職
- 経歴(卒業大学や研修歴など)
- 専門分野や保有する専門医資格
ただし、医師の顔写真や詳細なプロフィールは個人情報にあたります。所属する医療機関の方針で、外部での活動に制限がある場合も少なくありません。
契約前に個人情報の掲載範囲を確認し、書面で契約を交わしておいてください。医師と個別でやり取りするのが難しい場合は、医師監修を引き受けている企業に依頼する方法があります。
監修者情報を載せる場合は、掲載料が別途かかることがあります。見積もりの段階で確認してください。
⑥自身でも内容が正しいか確認する
医師がチェックしたからといって、必ず正しいとは限りません。記事に対する最終的な責任は、情報の発信者が負います。監修を依頼する側も、内容確認を怠らない姿勢が必要です。
| 確認事項 | 内容 |
|---|---|
| 公的情報との整合性 | 厚生労働省や関連学会の公開情報と大きく異なっていないか |
| 広告表現の確認範囲 | 薬機法や医療広告ガイドラインの表現確認を含むか。医師監修とは別の担当・工程か |
| 誤字脱字の確認 | 誤字・脱字・表記ゆれがないか |
医師による監修は、医学的な観点から内容を確認し、誤りの発見や改善に役立てるものです。公開内容の最終責任は発信者にあるため、依頼者自身も確認体制を整えましょう。

医師監修の依頼方法

医師に監修を依頼する方法は、主に3つあります。
| 依頼方法 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|
| 個人の医師に依頼する | 面識のある医師がいる、単発の依頼 | 契約・支払いを自分で行う必要がある |
| SNSやクラウドソーシングで依頼する | 特定の専門分野の医師を探したい、予算を抑えたい | 医師の信頼性を自分で見極める必要がある |
| 医師監修サービスを利用する | 継続的に複数本を依頼する、手間を削減したい | 仲介手数料が発生する |
個人の医師に依頼する
院内や知人、学会などを通じて面識のある医師に直接依頼する方法です。関係性ができているため、費用や納期を相談しやすく、専門性も把握できます。
一方で、人脈がない場合は適切な医師を探すことが難しく、契約や支払いの手続きをすべて自分で行う必要があります。医師は診療で多忙であり、依頼する際は相手への配慮が不可欠です。口約束で済ませず、書面を取り交わしてください。
SNSやクラウドソーシングで依頼する
SNSやクラウドソーシングサイトを通じて医師を探す方法です。地理的な制約がなく、特定の専門分野の医師を見つけやすい点が特徴です。
ただし、プロフィールは自己申告のため、本当にその分野の専門家かを確認する手間が必須です。
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| 医師免許の有無 | 厚生労働省の「医師等資格確認検索システム」で医籍登録番号と氏名が一致するか確認する |
| 専門医資格の有無 | 各学会のウェブサイトで公開されている専門医名簿を確認する |
| 記事の専門性と医師の経歴の一致 | 医師の経歴や過去の論文、監修実績が依頼テーマと合っているか確認する |
| コミュニケーションの丁寧さ | やり取りのなかで、誠実な対応をしてくれるかを確認する |
医師監修サービスを利用する
医師への監修依頼を仲介する事業者に依頼する方法です。さまざまな診療科の医師が登録されており、記事のテーマや商品の内容に適した専門医を効率的に紹介してもらえます。
依頼者は原稿を用意するだけの場合が多く、手間を大幅に削減できます。医師を探す時間がない、継続的に多くの記事で監修が必要、という場合に有効です。仲介手数料が発生するため、費用は直接依頼より高くなる傾向があります。
- 登録医師の専門分野の広さ
- 料金体系の分かりやすさ
- 薬機法・景表法チェックを同時に行えるか
- サポート体制の手厚さ
- 過去の監修実績
具体的なサービスの比較は医師監修サービス比較13選、法令チェックを外部委託する判断は広告審査代行とは?を参照してください。
Medrockの医師監修サービスでは、現役医師による医学的な内容確認に加え、LP・広告の表現レビューも同じ窓口で相談できます。
医師監修と広告規制の関係
医師監修は医学的な正確性を確認する工程です。広告規制への対応は役割が異なるため、薬機法・景表法・医療広告ガイドラインに関する表現レビューを別途行います。
薬機法・景表法との関係
健康食品・化粧品・医療機器の広告では、薬機法により効能効果の表示が制限されています。医師が監修しても、薬機法上使えない表現が使えるようになるわけではありません。
同じ窓口で依頼する場合でも、医師による医学的な内容確認と、薬機法・景表法の表現レビューは分けて実施します。見積もり時に、誰がどの範囲を確認するのかを確かめてください。医師監修だけで法令適合が保証されるわけではありません。
薬機法の全体像は薬機法とは?、使えない表現の一覧は薬機法のNGワード一覧で解説しています。
ステマ規制との関係
2023年10月から、広告であることを隠した宣伝が景品表示法で規制されています。監修者の氏名・所属・関与範囲や、事業者との関係性を明示することは透明性の向上につながります。ただし、表示方法だけで適法性が決まるものではないため、広告性の明示を含めて個別に確認してください。
ただし、監修者の関与範囲を正確に記載する必要があります。記事全体を確認していないのに「監修」と表示すれば、それ自体が不当表示になりえます。詳細はステマ規制とは?を参照してください。
まとめ
- 医師監修とは、医師が記事・広告・商品の内容を医学的に確認すること
- 医師編集・医師執筆・医師推薦とは関与の範囲が異なる。医師推薦は広告規制に注意
- 取り入れる理由は、確認体制の明示・医学的誤りの防止・読者保護の3つ
- 注意点は、費用・専門医の選定・情報開示の可否・自社確認の4つ
- 依頼方法は、個人の医師・クラウドソーシング・監修サービスの3種類
- 医師監修と薬機法・ステマ規制の確認は役割を分けて行う
医師監修は、記事の信頼性を高めるだけでなく、誤った情報から読者を守り、情報発信者としての誠実な姿勢を示すための工程です。まず自社のコンテンツで、監修者の専門分野と記事テーマが一致しているかを確認してください。
Medrockには全国約500名の監修医師が在籍し、全診療科を網羅しています。記事のテーマ、専門性、監修範囲に応じてプランをご提示できます。

医師監修の依頼先を探している場合は、Medrockの医師監修サービスで、記事のテーマに合う診療科の医師を紹介しています。記事監修は1本15,000円〜、薬機法・景表法の表現チェックは別途100,000円〜が目安です。まずは見積もりの相談からどうぞ。


